こんにちは、まーです。
皆さんはトラリピでのリスク管理とは何だと思います。
それはロスカットしないことです。
トラリピでロスカットさせしなければ負けないんです。
トラリピにおいて負けないことが一番大事なんです。
では何故ロスカットになるのでしょうか?
未然にロスカットを回避することは出来ないのでしょうか?
ロスカット回避するために必要なこととは
- ロスカットラインを知る
- ロスカット回避方法を知る
- トラリピ運用試算表を使う
- リスクシュミレーションを使う
この記事を読めばロスカット回避するために必要なことが分かります。
ロスカットとは
ロスカットとはトラリピ口座状況の「証拠金維持率」が100%を割る
これがロスカットです。
証拠金維持率が100%を割るとはどういう状況?
証拠金維持率が100%を割るとは簡単に説明すると、想定している為替レート以上に下落または上昇する状況です。
では何故そのような事が起きるのか?
例えばリーマンショックやコロナショックのような世界的金融危機が原因で想定していた為替レート以上に暴落した場合です。
証拠金維持率が100%を割るとはどういう状況をリスクシュミレーションを使って見てみましょう。
注)リスクシュミレーションはトラリピPC版でしか使用出来ません。
「CAD/JPY」と「AUD/NZD」のレートを下げてポジションを持ったシュミレーションを作ります。
注)シュミレーションですので実際の為替変動とは異なります。
画像をクリックすると拡大します。
証拠金維持率の上段は現在運用中の数値、下段はシュミレーションの数値です。
この時点で証拠金維持率は146%なのでロスカットへのリスクが若干ある状況です。
更にカナダ円レートを模擬的に下げてみます。
証拠金維持率が89%となりロスカットです。
ロスカットのイメージは理解出来たでしょうか?
想定レート以上に下落すると評価損益が増加しロスカットになります。
ではロスカット回避するために大事なことは?
それは運用する各通貨ペアのロスカットラインを知ることです。
ロスカットラインを知る
まず初めにロスカットレートの設定は人それぞれなんです。
しかし1つの指標として先に書いたリーマンショックやコロナショック時の各通貨ペアの最安値です。
例えばカナダドル円の場合
2008年9月リーマンショックの影響による最安値は
2009年1月に記録した68.42円です。
2020年3月コロナショックの影響による最安値は
2020年3月に記録した73.704円です。
未来の為替は誰にも予測出来ません。
安全に運用するならリーマンショック時の最安値68.42円をロスカットラインと決める方が安全です。
よってカナダドル円のロスカットラインを68.42円と仮定します。
ロスカット回避方法
ロスカットラインをリーマンショック級の大暴落に耐えうる数値を設定したとしても更なる大暴落が来ないとは言えません。
大暴落時のロスカット回避方法って何かあるの?
ここではロスカットラインにが近づいた時の回避方法について説明します。
入金する
余剰資金に余裕がある方はトラリピ口座に一時的に入金しましょう。
証拠金維持率が100%を割った時がロスカットです。
証拠金維持率の計算は「有効証拠金÷必要証拠金×100」で計算できます。
トラリピ口座に入金することで有効証拠金が増えます。
但し有効証拠金が100万円の人と有効証拠金が1000万円の人とでは証拠金維持率10%上昇させるための入金に必要な金額は異なります。
勿論1000万円で運用してる人の方が、追加入金額は大きくなります。
ですからトラリピでの運用資金が大きくなるほど、緊急時に入金する為の予備資金は多くなります。
トラリピの運用資金の最低20%程は予備資金として確保しておきましょう
投資は余剰資金でする事が大事なので全財産や借金してまでするのは間違いです。
トラップを取消す
上記の参考例のようにポジションが追加される状況とは、為替レートが下降した時に成立されていないトラップが新規成立する状況です。
上記のように新規注文として成立していないトラップがあるなら取消すことにより、新規成立を防ぎ必要証拠金の増加を止めることが出来ます。
これにより証拠金維持率の低下を抑えることが出来ます。
損切りをする
既に成立しているポジションを強制的に決済し損切りする。
上記のように本来は利益に繋がるポジションですが、持っていることにより評価損益が上昇するなら強制的に決済する方法です。
但しこの損切りには必ず損益が発生します。
ロスカットによる大火傷より損切りの方がカスリ傷って考え方です。
ロスカットは勿論ですが本来なら損切りも避けたいとこです。
ロスカット予防方法
ロスカットを回避する方法は分かったけど
- 入金する余剰資金が無い
- 損切りによる損失も出したくない
このように思う方は多いですよね?
為替は常に動いていますので定期的にロスカット回避する為の予防が何より大事です。
ロスカットを予防する為のツール
- トラリピ運用試算表を使う
- リスクシュミレーションを使う
トラリピ運用試算表とリスクシュミレーションを使ってロスカットを未然に防ぐための知識を身に付けましょう。
トラリピ運用試算表の活用
これはトラリピの新規注文時にロスカットレートと必要資金を把握するために使うツールです。
例えば
運用資金50万円で
CAD/JPYの買いトラリピの場合
何本のトラリピ注文が可能なの?
設定上は100本以下なら何本でも注文は出来ます。
しかし注文本数が多いと新規成立した時に必要証拠金が増加し、為替レートが下落した時にロスカットになります。
よって想定ロスカットラインの68.42円付近になるよう注文可能本数を探します。
下の画像はレンジ内に17本のトラリピ注文した場合はロスカットは68.321円です。
下の画像はレンジ内に18本のトラリピ注文した場合のロスカットは70.021円です。
想定ロスカットラインを68.42円にするならトラリピ注文可能本数は17本になります。
このようにトラリピ運用試算表を活用しリスク管理しましよう。
リスクシュミレーションの活用
トラリピを運用していると利益や入金することで有効証拠金も変動します。
ポジションや通貨ペアを増やせば必要証拠金も変動します。
勿論、為替レートも日々変動しますので、定期的に為替レートを模擬的に変動させた場合のリスク管理が必要です。
そこで使用するのがリスクシュミレーションです。
これはトラリピPC版でしか使えないツールですが様々な模擬シュミレーションが出来る便利なツールです。
是非リスクシュミレーションの使い方をマスターし様々なリスクに備えましょう。
まとめ
トラリピでのリスク管理とはロスカットしないことです。
トラリピにおいて負けないことが一番大事なんです。
そのためにはロスカットを未然に回避することです。
- ロスカットラインを知ること
- ロスカット回避方法を知ること
- トラリピ運用試算表を使うこと
- リスクシュミレーションを使うこと
ロスカットを未然に回避さえ出来れば絶対に負けない。
つまりトラリピによる不労所得を得られる状況が続くと言うことです。
人生を楽しむための一歩を踏み出しましょう。
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